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トライアスロンへの道
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トライアスロンへの道 その7



なんとかトライアスロンの体験会を終えたものの、
その時の私は挑戦したいという気持ちにはならなかった。


むしろ「あんなのとても無理だ」と思っていた。


そんな私の気持ちを知ってか知らずか、
私を体験会に誘ったYさんから
早速トライアスロンへの勧誘が再開された。


「もう少し泳げるようになったらオロロンも余裕だから」


彼はいつも人を乗せるのが上手い。

彼自身も相当なアスリートであることは間違いないが、
指導者になったらオリンピック級の選手を育てられるかも
と思うほどおだてるのが上手い。





しかし、そんなYさんにトライアスロンの魅力を
何度も語られるうち、私は徐々に洗脳されていった。

そして遂にトライアスロンを始める決意をした。


「2年後のオロロントライアスロンを目指す」


というちょっと頼りない決意だったが、
当時全く泳げなかった私にとっては最大限の強がりだった。

しかし、本格的なトライアスロンの大会に出るには
様々なアイテムを揃えなきゃならないということも大きな障害だ。



実際、ウェットスーツは3〜6万

ロードレース用の自転車は完成車で10〜50万するという



自転車は知り合いの中古を安く売ってもらうことも出来る。

しかし、ウェットスーツは自分の体にピッタリ合った
トライアスロン用の物が良いらしいので、
みんなオーダーで作っているらしい。



まさか大会に出る前にそんなに準備するものが必要だなんて…
やはりトライアスロンは深すぎる。


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