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トライアスロンへの道
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トライアスロンへの道 その24



大会当日の朝は意外にしっかり目が覚めた。

いつもならゆっくり寝ている日曜日なのだが、
6時30分スタートでトランジットのセッティングもあるので
早めに会場に行くことになった。

先輩達と超簡単な身支度を済ませ大事なトイレもしっかり済ませた。



会場にはすでに沢山のトライアスリートが集まっていたが、
それを見た途端私は何とも言えない緊張感に襲われすぐにトイレに走った。

トライアスロンのスタート前にやる事は決まっている。

全てのグッズが揃っていることの確認と
使いやすい様にセッティングすることだ。




まずスタート時にはスイム用のウエットスーツを着ているので
ウエットを脱ぐところから本当のトライアスロンが始まると言える。

ここからはイメージトレーニングが必要となる。



ウエットスーツといっても色んなタイプがあるので
人により脱ぎ方やポイントも変わってくる。

そでの無いタイプやチャックが後ろのタイプ
ワンピースタイプからツーピースタイプまで大小の違い、
重さ固さの違いなど色々なのでそれぞれコツも違う。

私が着ていたのはシロモト製のフルオーダー、
首からそでから足首まで完全に覆われたタイプなので
水面には浮きやすいが脱ぎ着をするのに時間はかかる。



ちなみに私が先輩から聞いたのは、
海を泳いで陸に上がりながらチャックを外して
そでを脱ぎながら走りバイクの前で下を一気に脱ぐ。

当時のオロロン大会ではシャワーが用意されていたので
シャワーを浴びながら上から下まで脱ぐことが出来る。

だからシャワーで全部脱いだウエットを持ちながら
バイクの前に行ってバイク用のジャージを着る。



この時の私はバイク用のパンツをウエットの下に着て
泳ぐつもりだったのでバイクの前に来るとゼッケンが付いた
バイク用ジャージを着ることにした。

今ではゼッケンベルトにゼッケンを付けて腰に巻くだけだが、
当時の私はゼッケンベルトの存在を知らなかった。

話が長くなったが、バイクのセッティング時には
バイク本体の周りにヘルメット・シューズ・サングラス、
そして上から着るバイク用ジャージをバイクの上に載せた。



ランのスタート地は全く違う場所なので、
ラン用のシューズ・ソックス・パンツ・ランシャツ・帽子を
大会が用意した専用の袋に入れて搬送トラックに預けた。



ここまでしっかりセッティングしたのを確認し、
更に一つ一つ脱いだり着たりするイメージを繰り返して
指差し確認で何度も確認した。

これらのひとつでも欠けているだけで
レースをリタイアしなくてはならないこともあるのだから
確認は何度も慎重に繰り返して後はスタートを待った。



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