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| トライアスロンへの道 その23 | |||||||||
大会に出場するための書類は揃えたが、やはり ロングトライアスロンは今まで出場した大会とは違うことばかりだった。 先輩方から聞く話は驚くというよりは「本当かなぁ」 と疑うことも多く、大会前の準備はかなりバタバタした。 そもそも海で泳ぐ大会は初めてだったので、 ウェットスーツを脱ぐトランジット(着替え)も初めてになる。 しかもバイクで200km走るのも初めてになるので、 その間の補給や給水もかなり不安だった。 とりあえずバイクの給水はボトルごと交換するので、 自分の給水ボトルは要らないということは解った。 とはいえ、先輩達はバイクから降りずに 全ての補給をすると言っていたが本当なのだろうか。 実際のところ私がビリになることはあっても、先頭になることは 一瞬たりともないので周りの選手を見ながら真似するしかないだろう。 そもそも今までに経験のない距離に挑戦するんだから、 完走出来るかどうかも半々の状態だ。 だからまずは大会までに風邪など体調を崩さないことを第一に考えよう。 そう思って大会一週間前からほとんど練習はしないで体調管理に努めていた。 そして大会前日、私はオロロンライントライアスロン国際大会の スタート地、北海道増毛町へ向かった。 受付は2日前の金曜日から行われていたが、私は土曜日に受付をした。 私が行った時はすでに水泳の公式練習時間が迫っていたので、 書面の受付だけを済ませてその後はウェットスーツに着替えて泳いだ。 水は多少冷たかったが思った程ではない。 しかし、練習で泳いでいるすぐ下には大量のクラゲがいたので、 クラゲを掻き分けながらのスイム練習だった。 全てが初めてのことだったのでので私は恐る恐る泳いだが、 先輩達は平然と泳いでいたのが少し怖かった。 その後はバイクのチェックを受けてバイクは受付に預けた。 さらに競技説明会を受けたが専門用語が多く、 声も小さかったので正直言って良く解らなかった。 ただ、ドラフティングは何度も禁止だと言っていたので そのことは先輩達に聞いたがそれでもよく解らない。 してはいけないことというのは解るが、 ドラフティングをすると有利になるという原理が理解できなかった。 追い越す時以外は後ろにぴったり付いてはいけないらしいが それはそれで難しいことだなぁと思っていた。 前泊の宿では夕食後に荷物の再確認をして ささやかながらチーム全員の完走を目指して軽く祝杯を上げた。 私はどうなるか解らなかったのでアルコールは控えたが 先輩達は余裕で飲んでいたのが凄いと思いつつ床に就いた。 不安だらけで眠れないかと思いきや、 意外とあっさり寝込んだ私でした。 |
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