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| トライアスロンへの道 その2 | |||||||||
トライアスロンの体験会に参加するのはいいが、 その時の私はマラソンしか知らない状態。 トライアスロンをするためには何が必要なのか? どんな練習をしたらいいのか? 当たり前のことだが、そんなこともよく解らない 私を誘ったY君は、 「距離が短いからそんな練習なんて要らないよ!」という。 まぁ、自転車は何とかなるとしても 「ほとんど泳げないんだけど〜」 と言うと、水泳の本をくれた。 本を見て練習なんて… と思ったが今は何でもいいからやってみるしかない。 その本は確かに初心者から始められるように、 バタ足や腕の動き、息継ぎのやり方が 写真で細かく説明されていた。 「これなら出来るかも」 と思わせる内容だった。 そして一通り覚えた後、意を決して市民プールに行った。 市民プールでは老若男女が様々なことをしていた。 25mを何回も往復して長い時間泳いでいる人 ひたすらバタフライの練習をしてゼイゼイいっている人 平泳ぎなのか、犬掻きなのか解らないまま進んでいる人 とにかく前だけを見つめて端の方を歩いている人 色んな人がいたが、 私は「これからトライアスロンをするんだ」 という気持ちで、小学生の頃プール学習で 25m泳いだ記憶を頼りにクロールを泳いでみた。 「バシャバシャ、バタバタ!」 「苦しい…」と思い足を付けると、 なんと25mの半分も進んでいない。 しかも息は完全に上がり そのまま続けて泳げる状態じゃない。 本に載っていた手の動きや息継ぎのやり方など 完全に頭から飛んでいた。 私はそれから何度も泳ぎ続けた。 いや、正確に言うと泳ぎのマネをしていた。 そう、私は完全に泳げない人になっていた。 |
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