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| トライアスロンへの道 その6 | |||||||||
まるで罰ゲームに負けたかのような つらい時間をプールで過ごした私だったが、 いつまでもクヨクヨしている暇はない。 トライアスロンというと、 海から上がってすぐに自転車に飛び乗る というイメージがあるのだろうが、 そういった大会はどこでも出来る訳じゃない。 ましてや海で泳ぐとなれば安全対策に経費が掛かるので、 参加費やスポンサーなども相当必要になる。 だからローカル大会ではプールを使い、 バイクとランは公園などを使うことが多い。 もちろんこの時もプール&公園という形式で、 泳ぎ終わった選手から順次公園に移動して、 ゆっくりと自転車やマラソンの準備をすることになる。 通常のトライアスロン大会では 自転車とマラソンのシューズは別なので、 事前に自転車の点検・着替えのチェックと同時に シューズの交換を素早く出来るように工夫することが重要となる。 しかし、その日はマラソンシューズのまま 自転車に乗って走ったので、 実はほとんど準備する物はなかった。 という訳で簡単な準備も終わり、 タイム差スタートによりトップ選手から 20分後に私の自転車競技はスタートした。 その日は「体験会」ということもあり、 自転車の種類も様々だった。 さすがにママチャリはいなかったが、 私のようなMTBからバリバリのロードレーサーまでいた。 実はロードレース用の自転車は 競輪のようにペダルとシューズを固定しているため、 下に押す力だけではなく、上に引っ張る力も使えるので 通常の自転車よりはスピードが出やすい。 そんなロードレーサーが多い中で 私はMTBで必死に頑張った。 何人か抜いたかもしれないが、同じ所を何回も回るので 周回遅れでスタートした私には状況がつかめない。 そして自転車競技も終わり今度はマラソンに移る。 自転車を置き走り出した時には 股関節に何とも言えない違和感を感じたが、 少し走るとそんなことはどこかに吹き飛んでいた。 三種目の中で唯一レース経験がある種目なので ここで頑張らないと挑戦した意味がない。 5キロという私にとっては短い距離だったが、 それだけに全力で走った。 そして、長いような短いような トライアスロン体験会のゴールが見えた。 感動という程の盛り上がりは感じなかったが、 ある程度の達成感はあった。 プールでほとんど泳げなかったことを除けば… その後は私を誘ってくれたYさんの知り合いと共に焼肉をした。 初めて会う人ばかりだったが、 スキーで国体やインターハイに出た人などが多くびっくりした。 後にこの人達やその仲間達と一緒に トライアスロンの練習や大会に出ることになるとは その時は全く想像もしてなかった。 |
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