大雪山忠別湖トライアスロンinひがしかわ 2013レポート

大会レポート
開催日時 2013年8月4日(日)
開催場所 東川町
種目・制限時間 一般(51.5km)・リレー・ジュニア

3年ぶりのトライアスロン復帰レースでしかも苦手なショートタイプだが、今回はアイアンマン・ジャパンにエントリーした上で迎える大会なので、それなりに色んな思いはあった。

レース当日は天気もよく、30℃近い忠別湖には北海道各地から300人ほどのトライアスリート達が集まっていた。

睡眠はしっかりとれたので体調は悪くはないが、暑い時期のトライアスロンでは色んなトラブルが起きる。事実、過去2回参加したこの大会でもスイムやランで大幅なタイムロスをするトラブルがあり、そんなトラブルが起きないような事前準備は抜かりなくやっておいた。

忠別湖の水温は20℃ほどなので、事前にしっかり体を水に慣らしておいた。

そんな中、レースは始まった。まずスイムは先週の4000m練習が効いたのか、呼吸や全体の姿勢自体は良かったと思う。方向の確認(ヘッドアップ)や足を使わないクロールも「一応」出来ていた。

ただ、スイムが最大の弱点であることには全く変わりはなく、相変わらず左腕は上手く動かないためちゃんと水をつかめずタイムは38分35秒。スイムの順位は222位/280人

続いてバイクでは「足を使わない」戦法を心がけた。そもそも自転車は足で漕ぐものだと思われがちだが、ロードバイク、特にトライアスロンにおけるロードバイクはペダルの回転と上半身のバランス維持で走るのだと個人的には思う。だから以前は苦しいとしか思えなかった登りが、今回は全く苦しいとは思わなかった。

もちろんスピードが落ちるのは当たり前のことだが、上半身を起こし軽いギアをスイスイ回すだけで登っていくのだからロードバイクは面白い。おかげで登りでは延べで20人くらいは抜いたと思う。この辺もバイクを始めた頃の私にはなかったことだ。

タイム的にもマイペースで進んだ割りには過去最高のタイムでゴールでき、ランに向けてスタミナや脚力を残して競技を進められたような気がする。バイクタイムは1時間28分16秒で、順位は157位/278人。

最後のランに移るとそこそこいいペースで走り出せた。今回の忠別湖では特に目標タイムなどは決めずに、ゆったりと良い形で走ることを目指していた。正直言うとこの時点ではアイマンマンのことしか頭になく、生意気を言えば忠別湖も北海道マラソンもそのウォーミングアップと思っていた。

しかし、そんなランの途中ではショートにもかかわらずトイレに行ったり、暑さのせいで足が吊ったりとトラブルはあったが、ほぼ一貫したペースでキロ5分を切ることが出来たのは大きな成果だと思う。今になって思えば、トイレを我慢して足の吊りが治まった後半からもっとペースを上げていれば?という思いはあるが、そこで上げるとまた足が吊っていたのかもしれないのでやはりこれが実力なのだろうか。

暑さや足の吊り対策については、例年通りしっかりした体作りと食生活、そして冷房に当たらない作戦をしてきたので特に問題ないと思っていたが、やはり3年ぶりトライアスロンなので思わぬ形で走りへの影響はあった。

ただ、以前にトレランの紙上講座で見た足の筋肉の使い方で、内側と外側を使い分ける方法が載っていたことを思い出しそれを試してみた。すると面白いようにそれが当たり、もう走れないかなと思っていた足の吊りも少ししたら治まり再びペースを取り戻すことが出来た。これは今後も使えそうなので練習で何度か試してみたい。ランタイムは49分45秒で順位は94位/277人中

累計タイムは2時間56分36秒で、総合順位は148位(完走277人)。男女別で134位(完走245人)だったそうだ。計算上はスイムでの大幅な遅れをバイクで38人、ランで36人抜いたことになる。

いずれにしても前回のレースより20分近くタイムを縮められたのは、まずは致命的なトラブルが少なかったことと、小さなトラブルにも対処できる精神的余裕が出来ていたことが大きな要因だろう。

また、自分で言うのもなんだが「体幹」が確実に強くなっているような気がする。そのおかげでバイクの安定性やランでもトラブルが少なくなっているんだと思う。

8年ぶりのロングレース「アイアンマン・ジャパン」に向けて、今回のレースでは「足を使わない」ような動きで完走することが最大の目標だった。トライアスロンをする上で足を使わないことなど不可能ではあるが、足の筋肉に負荷を掛けないで股関節中心の回転運動を意識することによって、長い距離でも動き続けることが出来るという私独自の理論。

結論から言うとこのテストはほぼ成功した。いや、むしろ思ったとおりのレース運びが出来たといってもいいかもしれない。もちろん「私の中では」という注釈は付くし、レースタイムや個々の技術的な問題は山積している。しかし、少なくとも15時間以上動き続けるための自信は付いたと言える内容だった。

いつも思うことだが、この大会では地元東川町の全面的なバックアップが非常に大きな役割を果たしている。景品などはもちろんだが、町全体で我々を迎え入れてくれている感じがとても心地いい。来年も出来れば参加しておきたい大会であることに間違いない。

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